木造住宅の寿命を縮める原因のほとんどが「木の腐蝕」と「シロアリ」が原因です。
木は含水率25%以上の状態では、腐朽菌が木を腐らせます。シロアリも、湿気を含んだ木を好んで食べます。
柱や梁以外にも構造下地材や設備機器、室内建材など、木は家の色々なところで使用されています。そのため、住まいを長持ちさせるには「乾燥と通風」が重要といわれています。結露とカビの対策には、まず風通しを第一に考えましょう。
また、梅雨は長雨の季節です。屋根や壁から雨漏りしてから修理するのでは大変です。
住宅の耐久性を高めるポイントは早めの点検とメンテナンスです。梅雨を前にした住まいのチェックポイントをご紹介しましょう。
■屋根のチェックポイント
瓦葺きの家は瓦のズレや割れがないか点検しましょう。瓦自体は比較的耐久性が高いものですが、傷みやすいのは瓦がのっている屋根の野地板や瓦を固定している漆喰と呼ばれる部分です。古い家は十分な下地の防水処理がされていないことが多いので、天井裏を見て屋根の板が腐ったり、雨漏りの跡などないか確認しましょう。化粧スレート屋根の場合、棟やケラバと呼ばれる部分に金属製の鉄板などが使われています。この部分にサビや腐食が見えたら、取替修理が必要です。
部分的な修理は一日で終わりますが、屋根全体の工事になると費用や日数がかかりますので本格的な梅雨を迎える前の計画的な工事をおすすめします。
屋根に積もった落ち葉やコケや雑草も雨漏りの原因となる場合がありますので、取り除いてください。また、屋根の点検は非常に危険なので専門の業者に頼むようにして下さい。「補修の必要のない屋根を直して、法外な修理費を請求された」という悪徳業者の話を聞くこともありますが、屋根は直接見て確認しづらいところの盲点を突いた手口です。あなたの街の「一新助家」は信頼できる心強い味方です。
■外壁のチェックポイント
外壁にひびが入ったり、はがれたりしていないか点検しましょう。外壁の問題は見た目によくないばかりか、雨水が浸入して柱や壁まで腐らせてしまうことがあります。屋根からの雨漏りより壁からの雨漏りが多いということは意外に知られていないのです。ひび割れた部分を埋めたり、はがれたところを貼ったりと、早急にメンテナンスを行うことが必要です。簡単な修理ならDIYでも修理剤は手に入りますが面積が広い場合や高い個所の点検・メンテナンスはプロに任せましょう。
■床下のチェックポイント
構造躯体の腐蝕やシロアリ被害を防ぐためにも床下の通気をよくすることが重要なポイントです。 一般的に床下は周囲を布基礎というコンクリートの基礎で囲まれており、所々に換気口が開いています。換気口は空気の流れを考慮して配置されていますが、基礎の強度を保つために最低限の数しかないのが普通ですから、折角の換気口をもので塞いでいないか確認しましょう。
床下の換気が不十分な場合、機械を使った強制換気システムもあります。一度点検して床下の状態をチェックしておきましょう。また、床下のリフォーム工事ではシロアリ被害の不安を煽ってすすめる悪質な業者もいるので、業者選択には十分注意したいところです。 |