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結露・カビ・雨から住まいを守りましょう!

高温多湿の梅雨は住まいの大敵の結露やカビが発生しやすく、雨も多いため住宅にとっては最も要注意の季節です。また、結露とカビは住宅に与える問題としてだけでなく、ダニやアレルギーなど健康に与える問題としても注意しなければなりません。

POINT 1 結露の発生メカニズムとカビの発育条件

お湯を沸かしたときにボコボコ出てくる泡が水蒸気です。気体ですから目に見えませんが、冷えて水滴となると白い湯気になります。空気中に含むことができる水蒸気の量は気温によって決まっており、温度が高くなればなるほど多くなります。つまり、高温の空気中に水蒸気の状態で存在していた水分が、温度が下がると水蒸気として存在しきれなくなり水滴となります。これが"結露"です。

水蒸気の発生源は多様です。1日に大人1人が呼気や皮膚から出す水蒸気は2リットル近くにもなります。また、石油ストーブも燃やした灯油と同じくらいの水分を発生させます。炊事や洗濯物からも多くの水蒸気が発生します。
水蒸気はわずかなすき間も通り抜けて水蒸気の多い方(暖かい場所)から少ない方(寒い場所)へ流れてゆく性質をもっていますので、浴室や窓などに見られる他、壁の内部など目に見えないところで発生する結露が住宅にとっては厄介な存在です。

POINT 2 住宅内に見られるカビ
カビは、温度・湿度・栄養分の3条件が整うとたいていのところで発生・増殖します。特に水分が多く、汚れやすいところ、空気がよどみ、比較的低温で湿りやすいところは注意が必要です。これからの季節はカビの発生しやすい時期ですので、次の場所を点検してみましょう。
 


[ぬれやすく、汚れやすいところ]台所・洗面所・風呂場・玄関など
食料くずや調理の時に飛んだ飛沫、あるいは浴室の石鹸カスや人のアカなどカビの栄養源になる有機物が多い場所ほどカビが繁殖します。水気をふき取り、食器洗いの時も換気扇を回して湿気を追い出しましょう。玄関では濡れた傘や靴をそのまま持ち込まず、よく乾かしてから下足箱に入れるようにしましょう。

[結露しやすいところ、冷えやすいところ]窓・外壁に接しているところなど
夏は温度が高く湿り気も多いため、わずかでも温度が低いところには結露が発生します。「夏型結露」と呼ばれる結露は、高温多湿の空気が温度の低い部分に接して発生するので、屋内で起きる冬場の結露と違い、壁の内部や外部の湿った暗い場所が発生場所となります。洗濯物を室内に干すことが多くなるこの季節は十分換気して湿気を逃がすようにして下さい。


[空気のよどむ場所]
押入れ・納戸・家具裏・留守宅など
閉めきったところや家具の裏などは空気が動かず、低温になり湿りやすいので、カビにとっては絶好の住みかとなります。布団を敷きっぱなしにしておくと中の湿気が逃げません。晴れ間を見てまめに干すようにしましょう。扇風機を使って空気を動かすとカビ対策に効果的です。押入れはすのこなどを敷くといいでしょう。

POINT 3 梅雨に備えて住まいを守るチェックポイント

木造住宅の寿命を縮める原因のほとんどが「木の腐蝕」と「シロアリ」が原因です。
木は含水率25%以上の状態では、腐朽菌が木を腐らせます。シロアリも、湿気を含んだ木を好んで食べます。 柱や梁以外にも構造下地材や設備機器、室内建材など、木は家の色々なところで使用されています。そのため、住まいを長持ちさせるには「乾燥と通風」が重要といわれています。結露とカビの対策には、まず風通しを第一に考えましょう。
また、梅雨は長雨の季節です。屋根や壁から雨漏りしてから修理するのでは大変です。
住宅の耐久性を高めるポイントは早めの点検とメンテナンスです。梅雨を前にした住まいのチェックポイントをご紹介しましょう。

■屋根のチェックポイント
瓦葺きの家は瓦のズレや割れがないか点検しましょう。瓦自体は比較的耐久性が高いものですが、傷みやすいのは瓦がのっている屋根の野地板や瓦を固定している漆喰と呼ばれる部分です。古い家は十分な下地の防水処理がされていないことが多いので、天井裏を見て屋根の板が腐ったり、雨漏りの跡などないか確認しましょう。化粧スレート屋根の場合、棟やケラバと呼ばれる部分に金属製の鉄板などが使われています。この部分にサビや腐食が見えたら、取替修理が必要です。
部分的な修理は一日で終わりますが、屋根全体の工事になると費用や日数がかかりますので本格的な梅雨を迎える前の計画的な工事をおすすめします。
屋根に積もった落ち葉やコケや雑草も雨漏りの原因となる場合がありますので、取り除いてください。また、屋根の点検は非常に危険なので専門の業者に頼むようにして下さい。「補修の必要のない屋根を直して、法外な修理費を請求された」という悪徳業者の話を聞くこともありますが、屋根は直接見て確認しづらいところの盲点を突いた手口です。あなたの街の「一新助家」は信頼できる心強い味方です。


■外壁のチェックポイント

外壁にひびが入ったり、はがれたりしていないか点検しましょう。外壁の問題は見た目によくないばかりか、雨水が浸入して柱や壁まで腐らせてしまうことがあります。屋根からの雨漏りより壁からの雨漏りが多いということは意外に知られていないのです。ひび割れた部分を埋めたり、はがれたところを貼ったりと、早急にメンテナンスを行うことが必要です。簡単な修理ならDIYでも修理剤は手に入りますが面積が広い場合や高い個所の点検・メンテナンスはプロに任せましょう。


■床下のチェックポイント
構造躯体の腐蝕やシロアリ被害を防ぐためにも床下の通気をよくすることが重要なポイントです。 一般的に床下は周囲を布基礎というコンクリートの基礎で囲まれており、所々に換気口が開いています。換気口は空気の流れを考慮して配置されていますが、基礎の強度を保つために最低限の数しかないのが普通ですから、折角の換気口をもので塞いでいないか確認しましょう。 床下の換気が不十分な場合、機械を使った強制換気システムもあります。一度点検して床下の状態をチェックしておきましょう。また、床下のリフォーム工事ではシロアリ被害の不安を煽ってすすめる悪質な業者もいるので、業者選択には十分注意したいところです。

 
【まとめ】
梅雨は住まいにとってとても厳しい季節です。早めの点検と対策が大切な住まいを長持ちさせます。

 

(記事:一新助家リフォームマガジンより)

 

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